漫画「ヘテロゲニア リンギスティコ ~異種族言語学入門~」が面白い件

漫画「ヘテロゲニア リンギスティコ ~異種族言語学入門~」が面白い件

今年(2019年)知った漫画では異世界おじさんに並んで面白かったです。

現在2巻まで出ています。
ちょっとでも気になった方は漫画アプリでお試し読みされるのが魅力をわかってもらうに早い。

ですが、ネタばれ(が通用しない内容ですが…)しない程度にヘテロゲニアの魅力をお伝えしたいと思います。

変ですが魅力的な漫画です。
あとススキがかわいい!

「ヘテロゲニア リンギスティコ ~異種族言語学入門~」|ヤングエースUP - 無料で漫画が読めるWebコミックサイト
「ヘテロゲニア リンギスティコ ~異種族言語学入門~」は、ヤングエースUPで配信中の無料コミックです。学術研究の舞台は…魔界!? レッツ異種族コミュニケーション!

ヤングエースUPというWEBコミックにて連載が読めるようです。

↓ 異世界おじさんの記事はこちら↓

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あらすじは、異種族(モンスター)の暮らす社会でフィールドワーク?

簡単なあらすじ。

モンスターを異種族として生物学的な見方から研究している学者が居る世界です。
そんなムツゴロウさん的なモンスター大好き先生の代理として、モンスターが跋扈する現地にてフィールドワークをしに行く若者「ハカバ」が主人公。

現地のガイド「ススキ」と一緒に旅をしながらワーウルフ、スライム、リザードマンなどの多種族と言語や食文化などなど、生活を共にしつつ実地研究する。
というお話です。

ちなみに「ヘテロゲニアリンギスティコ」って?

調べたけどわかりませんでした笑

  • heterogen … 異質性
  • linguistics … 言語学

みたいなワードが検索したら確認できたので、大体そんな感じの意味かな?

かつては敵だった?モンスターとの交流

モンスターと人間、という異世界ファンタジーでは敵味方で争いあう役割を割り振られている関係性を、「住む世界は分かれているが近しい価値観と文化を持った交流できる相手」として描いているのが特徴です。

この「交流」が本当に面白く描写されているんですよね。
現実の冒険記でも、未開の地を冒険したヨーロッパの探検家の話など好きな方なら楽しめると思います。

今のところ人間に敵対的なモンスターは登場しない世界観ですが、かといってベタベタに人間化されたキャラクターでもない。
「異質な存在」としてのモンスターの生物学的、文化的な描写がそれっぽくて「ファンタジーなんてうそっぽいよね」という方も知的にエキサイティングできますよ。

みどころは、ソラリスばりのコミュニケーションについての静かな感動

お約束的ではありますが、言葉が通じにくいことでの勘違いから起きるおかしな話=ほっこりコメディみたいな展開。
また、異文化交流でありがちな、生活習慣の違い、とくに食事!この違いを読むのは本当に楽しい!

人気から定番になった「異世界もの」としてみた場合、異世界に自分が行ったらどうなるかなー?というシュミレーションや仮想体験の空想が醍醐味だと思うので、その点でも本作は優秀です。

モンスターの言語学=異種族を理解することとは?

また、言語学=会話コミュニケーションの研究をする主人公が、モンスターらとのコミュニケーションをする中で、かえって自分たち人間のコミュニケーションや、人間そのものの姿に気づいていくような描写が秀逸です。

こちらから見ると威嚇に見えたり、野蛮な行為に見えたり、それどころか「コミュニケーションとはなんなのか?」「人間がコミュニケーションだと思っているものは本当にお互いの理解につながるものなのか?」というところまで気づかされる…そんな作風です。
この辺は、かの有名なSF作品、惑星ソラリスを彷彿とさせます。

理解できている、と思い込んでるだけで解釈に過ぎなかった←これ好き

途中で、「自分が理解だと思っていたものは解釈に過ぎなかった」というようなセリフが出てきたりもして、おおっ!そこまで豊かな内容を扱うのか!すげえな最近の異世界漫画は!
なんてびっくりしました。

さまざまなコメディ的なエピソードが基本ですが、それらが紡ぎだすひとつながりのメッセージは、学問や真理への冷静な態度であり、熱くなりがちな偏った見方へのやさしい手ほどきのようにも感じられ、静かな感動を覚えました。

本作は自分の2019年の漫画ベスト1作品です。

アニメ化したら声優さん泣かせ?

モンスターたちの発声方法がそれぞれ違うという設定なので、ぜひアニメ化してその辺を再現してほしいと思います。

ただ、これが声優さん泣かせかもしれない。
息を吸ってしゃべるだとか、喉を鳴らすだとか、人間離れした発声方法なので…。

某山寺さんには是非ワーウルフやってほしいですね。

まとめ

演出や画力も申し分なく上手い本作。
そう、絵もくせが無くてすごく見やすいんですよ!

もっと流行ってほしいです。

乙嫁語り、ふしぎの国のバード、ダンジョン飯、などなどを好きな方には無条件でお勧めします。
つまりハルタっぽい感じ?かな。

ではでは~。

関連オススメ漫画、関連リンクほか

ついでに読むと楽しめる作品をご紹介!
もう知っているよ。という方なら上記にあるように、ヘテロゲニアは無条件でオススメです。

乙嫁語り(おとよめがたり)

19世紀後半ころの中央アジアあたりを舞台にした絨毯フェチのための漫画です(違う)。
イギリスから研究に来ている青年の異文化交流のエピソードなどが似ています。
オススメ!

ふしぎの国のバード

明治の日本を実際に旅したイギリス人探検家の女史が主人公の本作。
こちらは海外から見た当時の日本が「異世界」ということになります。
異文化との交流というテーマは似ていますね。
オススメ!

ダンジョン飯

こちらは有名なので紹介するまでも無いかもしれませんが、ファンタジー風の世界でモンスターを食べてしまうという、あらすじだけだとヘテロゲニアとは間逆な内容なお料理?漫画(違う?)。
けど、実際読むと似ているって感じるんだよね。
異なる存在との人間の付き合い方、ってことでは同じかもしれません。
アートスタイルもちょっと近しい印象を受けますね。

関連リンク

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