チャコール(活性炭)ダイエットの嘘とは、痩せない? – 効果なし?危険性、副作用は? | 口コミ・ネット情報を調べてみた

チャコールダイエットの嘘とは?痩せない? ライフハック

※この記事にはプロモーションが含まれています。

チャコール(活性炭)ダイエット」とは、数年前より話題になっているサプリメント系のダイエット方法だそうです。

これが「飲むだけで痩せる?」としきりにYouTubeなどでCMしてます。
気になってしかたない。

これまでの「運動ダイエット(有酸素運動、筋肉トレーニングなど)」「食事制限ダイエット(カロリー制限、糖質制限など)」と違い、腸という内臓の環境にダイエットの根拠をもとめているのは最近のはやりでしょうか…。

腸内の環境、細菌バランスによるものだ、という説は、遺伝的に太りやすいという説と包括的に関係していそうな気がします。
例えば、腸内の最近環境が後天的に遺伝しやすい(同じ環境で暮らすうちに遺伝する)といったことなどがありえるかなと思います。

設定?としては説得力はあるのですが、じゃあ実際に使っている人は効果があるのか?
効果があるとしたら、どんなダイエットのやり方をしたら良いのか?
ダメなやり方は?
などなど調べてみました。

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チャコール(活性炭)ダイエットは嘘?

口コミやネットの情報などを調べてまとめました。

チャコール(活性炭)ダイエットは痩せない?効果が無い?

宣伝の中には、「運動も食事制限もしなくてOK」みたいな売り方をしているところがあります。

意外なことに、Yahoo!知恵袋で口コミを探したところ、「飲んだだけでどんどん痩せる」みたいなコメントはあまり見つかりませんでした。

Yahoo!知恵袋 – チャコールダイエット、活性炭ダイエットなどで検索

意外です。
普通こういうの調べると、「痩せました!」ってのと「効果ないよ!」っての半々くらい出てきそうに想像していました。
この時(2019年8月)、自分が調べた結果ではほとんどが冷静に「そんな飲むだけで痩せるなんて無いよ」というまともな回答ばかりです。

薬記法に注意しているため、この様な回答なのでしょうか?

口コミのまとめとしては、「置き換えとして飲む」「間食なども控える」「安全な商品としての活性炭なら飲むのはOK」「軽い運動もこころがける」くらいのことでした。

宣伝文句の「宿便を排出で3~5kg痩せる!」って本当?

チャコールダイエットサプリの宣伝の中には、

「人間はだれしも腸内に3~5kgの宿便がある」
「腸壁にこびりついたこれらを活性炭の作用ではがして吸着して排出できる」

的なことをうたっているものもあります。

これは本当なのか?調べてみました。

Yahoo!知恵袋 – 宿便ダイエット、チャコールダイエット 宿便などで検索

結論から言うと「宿便は無い」「都市伝説」「そんなもので痩せない」みたいな回答ばかり。

えー!まじかー!?
と思いましたが、wikipediaや医師の説明などを少し読んだ程度でも、いわゆる広告で誇張された「宿便」に科学的妥当性は無いと判断可能です。

Yahoo!知恵袋を俺はあなどっていました。
質問者はともかくとして回答者はかなりまともなことを言ってくれるコンテンツだったのですね。
しっかり調べてよかった…。

ぶっちゃけ、冒頭で紹介の宣伝文句は全て誇大な表記だと思います。

宿便は都市伝説?そんなもの無いのか?

宿便 - Wikipedia
  • 別名、滞留便(たいりゅうべん)とも
  • wikiを要約すると健康でない環境で胃腸が垂れ下がったり、横に広がるなどした結果、普通排泄される便が胃腸の処理能力を超えて残ったもの
  • 「腸管には約100種類の腸内細菌が百兆個ほど棲息し、酵素を出し分解しており、さらには腸管の粘膜は3日に1度くらいの割合で生まれ変わるため、腸壁にいつまでも便がこびりつくことはない。
  • ↓なんと腸の細胞は2日で入れ替わるという情報も!
    https://gooday.nikkei.co.jp/atcl/report/15/071300026/042800047/?P=2&cs=np

個人的には「宿便」のワード的な信用度はだいぶ下がりました…。
もし3~5kgもの腸壁を塞ぐ「宿便」がサプリを使わなければ排出されないほどずっと残っているのであれば、それは病気だと思うので医者に行ったほうが良いですね。
ということで、「過剰に宿便排出をうたうサプリ」は、かなり怪しいです。

デブ菌、痩せ菌って本当にあるの?

「両方のバランスを取ることが大事」などと宣伝で見ました。
そもそもデブ菌なんてあるなら全部殺菌しちゃだめなのか?というレベルから気になります。

そんなキャッチーな名前付けて大丈夫なのか?と心配になりますが、はたして?

Yahoo!知恵袋 – デブ菌 痩せ菌 ダイエットなどで検索

肥満と腸内環境の関係・デブ菌とヤセ菌 | 医療痩身専門サイト
肥満と腸内環境はおおいに関係があり、食べても太らない人は、腸内フローラのバランスがよい人です。腸内フローラには、デブ菌とヤセ菌が存在しており、肥満の人はデブ菌が多い傾向にあります。

意外なことに、こちらは根拠になる細菌自体は存在しているそう。
ただし、すなわちそれを直接サプリメントでコントロールできるレベルの話ではないようです。

そもそも当人が太りやすい体質なのかどうかも診断しないまま、「私は体質として太りやすいだけなんだ!」と妄信するのも違う気がします。

ここでも「適度な運動」「代謝を向上」みたいなワードも…。
よく考えたら、痩せやすい、太りやすいという話だけなので、依然としてカロリーの摂取と消費の理屈は存在するわけです。

チャコール(活性炭)ダイエットは食生活を変えなくても痩せる?

「チャコールダイエット 痩せた」「活性炭ダイエット 痩せる」などのキーワードで口コミを集めたのですが、期待していた劇的にやせた!的な口コミがそもそも見つかりません。

Google全体で検索 – チャコールダイエット 痩せる など

Amazonのコメント欄などで「これはすごい!どんどん痩せました」みたいなのがあるかと期待しましたが、それも無い。

逆に口コミではなくてLP(宣伝用ページ)や、アフィリエイトサイトなどでは「痩せるよ~!」という説明がありました。
そのアフィリエイトサイトの論調をまとめると…

  • どうも長期間服用がおすすめらしい
  • すぐに効果が出るわけではない
  • 置き換えダイエットとして活用するといい(置き換えダイエット目的の商品もある)
  • デトックス効果がある
  • 運動も併用

という感じ。
うーん。それって運動したり、置き換えしたから痩せたんじゃないの?

チャコール(活性炭)ダイエットは一か月に10kgは本当?

こちらも上記同様に検索したけど口コミを発見できませんでした。
一般に購入者がすでにたくさんいるはずなのに、不思議です。

それよりもお通じが良くなっただとか、体臭改善、お肌の調子などへの言及が目立ちましたね。

でもたぶんYouTubeの動画CMで期待するユーザーは「やばいくらいゴリゴリ痩せる!これは本当に痩せるぜー!!」という結果が本当にあるのかを知りたいんだと思います。

残念ながら、そういう口コミはほぼありませんでした。

チャコール(活性炭)ダイエットの危険性、副作用は?

宣伝や商品のページではなかなか目にすることのない、危険性や副作用についての情報が無いか調べてみました。
また、チャコール自体がどういうものなのか?気になるところです。

チャコール(活性炭)って何?

活性炭 - Wikipedia
  • 活性炭とは?→「吸着効率を高める処理をした穴のたくさんあいた炭」のこと
  • 原材料は木や竹など植物性のものが主、サプリでは原材料が確認したいところ
  • 活性化→「原材料を800 ℃から950 ℃に加熱し、水蒸気や空気などの気体中で炭化させる」
  • 用途として、解毒や治療のための経口投与、浄水、空気清浄や脱臭など
  • 燃料としての木炭とは別のものです

吸着効果について

http://www.nokei.co.jp/takesumi_nokei/takesumi2.html

活性炭には無数に空いた孔があり、これに脂肪や毒素を吸着させて排出させることを期待するものだそう。

表面積にして「1gで1,000~2,000㎡」↓

活性炭
活性炭は1gで1,000〜2,000㎡の表面積を持っている特殊な炭です。

上記のサイトのものでは「小さじ半分量の活性炭でテニスコート約4面分の面積」とのこと。

「魔法のアイテム」じゃない

https://logmi.jp/business/articles/271497

「ファンデルワールス力」とは?→分子間に働く引力、表面積が大きい活性炭は毒素分子と結合する場所はたくさんある。
たしかにそういった効果が期待できるのは間違いない。
「活性炭それ自身は消化管から体内に吸収されない」↓

一般社団法人日本中毒学会
中毒医療の発展と中毒事故・事件の防止に貢献することを目的としています

医薬品としての活性炭は実際に存在する↓

球形吸着炭:クレメジン
クレメジンとは?球形吸着炭の効能,副作用等を説明,ジェネリックや薬価も調べられる(おくすり110番:薬事典版)

やはり吸着作用が他の薬の作用を悪くするのは事実のようだ→ということは他のサプリや栄養素とは分けて摂取した方がいいのでは?
サプリメントと一緒に飲まずに、数時間の間をあけるのが良いようだ。

腎臓病・腎不全の店ネフロン レスキューカーボン 高機能処理活性炭 (新型カーボン ファミリーカーボンキュア ヘルスカーボン キッズカーボン 青柳重郎 純炭(きよら)とは違う製品です。)
微量性活性炭,ファミリーカーボンキュア,ヘルスカーボン,キッズカーボン,青柳重郎,レスキューカーボン,活性炭,腎臓病,腎不全

つまり「魔法のアイテム」ではないらしい。
そして、腸活サプリなどを併用するとそちらも吸着されてしまう可能性もあるので、併用はできないようですね。

チャコール(活性炭)ダイエットは危険なのか?

口コミを確認する限りでは「危険」という話はでてきませんでした。
ただ、活性炭そのものを独自に摂取するのは危険です。
当たり前ですが、ちゃんとした商品を利用しましょう。

以下のような口コミもありました。

ピルとチャコールサプリなど

薬を飲んでいる方は注意が必要です。
チャコールダイエットを始める前に医師に相談しましょう。

便秘になったりしない?

水分子も吸着対象なのでは?活性炭自体は吸収されず排出されるとしたら、吸着された水分は腸内に吸収されないわけで、消化液として必要な水分も不足が心配です。

サプリメントはこの辺を補うために、適切に加工されているものもあるようですので、粉末の活性炭そのものとはまた違うのかもしれませんが、自分の体質に合うものを探したいですね。

これは口コミで意見がわかれていました。
「便秘が治る」という口コミがあるサプリはそもそも活性炭ベースではなく、難消化性デキストリンベースだったりします。
一方、薬としての活性炭を治療に使用している場合は、むしろ「便秘気味になる」という意見も。
これは上記の自分の予想とかぶるところです。

チャコールダイエットについて – まとめ

俺の結論としては、「飲むだけで痩せるなんて甘い話はない!」です。

活性炭を活用した健康法やダイエット自体は否定しませんが、やはり運動や食事バランスと腸の関係はワンセットではないでしょうか?

もし自分がチャコールサプリや食べる活性炭を買うなら以下をチェックします。

  • 「宿便排出」をやたら強調していないかどうか?
  • 活性炭の吸着効果と、善玉菌を増やすための別の要素を同時配合していないかどうか
  • 同時配合しているとしたら、いったいどのようにして吸着を振り分けているのか?について説明があるかどうか
  • 「置き換えしなくてもOK」「食事制限しなくてOK」などとうたっていないかどうか?
  • 「1か月で10kgも痩せた!」みたいな表記をやたら強調していないかどうか?

この辺がいくつか当てはまってきたら買いません。

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別の選択肢、漢方薬「防風」

別の選択肢としては、運動(筋トレ、有酸素)、食事制限(糖質)、漢方(防風)これらの組み合わせがあります。

防風は漢方薬で様々なメーカーの商品があります。

食事、運動、睡眠、など生物として基本的な要素をおさえて健康的にありたいものです。

コメント

  1. 英語学習ひろば より:

    突然の問い合わせ失礼いたします。
    英語学習ひろばというサイトの管理人を行っている、ケントというものです。
    今回、御社のhttps://bandlive.net/charcoal-diet-effective/こちらのページを拝見し、とても良い記事だと思い、問い合わせをさせていただきました。
    弊社では英語を中心にサイトの運営を行っているのですが、その中の調査記事カテゴリでは、様々なジャンルの調査結果の記事を公開しております。
    こちらのページ( https://hitononayami.com/diet-survey/ )では弊社独自に行った、ダイエットサプリの効果に関する調査結果を掲載しております。
    主に、
    ・実際にどのぐらいの人が効果があったと感じたか?
    ・どのぐらいの時期から効果を感じ始めたのか?
    ・効果を感じなかった人の原因とは?
    などのアンケートを基にした調査結果を掲載しており、この調査結果を、現在ダイエットサプリを検討している幅広いユーザーやに届けられればと考えております。
    またこのような調査結果を掲載することで、御社のページの信頼度も向上するかと思い、問い合わせさせていただきました。
    引用のリンクを張っていただければ、こちらの調査結果を使用していただいて問題ありませんので、是非ご検討ください。

    また、今後もこのような調査結果を掲載していく予定ですので、是非ご確認ください。( https://hitononayami.com/category/survey/ )

    • 万度来舞 万度来舞 より:

      英語学習ひろば様
      コメントいただきありがとうございます。

      また調査記事のご紹介ならびに引用参照のお話ありがとうございます。
      記事を拝見させていただき、当ブログ運営においてその機会がございましたら、ご紹介させていただきます。

      よろしくお願いいたします。

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