バンドやアイドル好きの皆様お疲れ様です。
夏の野外フェスで注意したい「熱中症」。
先日野外フェスで一日中外に居たんですが、飲み物の消費量が半端無かったです。
そこで気になったのがタイトルの件。
- 熱中症でおすすめのドリンクって?
- 熱中症で逆にダメなドリンクって?
基礎知識として水分を取るの大事ということは知ってますが、
いったい何を飲めばいいのか?
さくっと検索してまとめました。
この記事の想定する、場所・対象者
健康体の10代後半~30代後半までの男女。
体力的に過酷な環境に対応できない、子供や高齢者は記事の想定する対象ではありません。
そして場所としては、夏の直射日光照りつける野外フェスを想定します。
状況として、「発汗が凄く、水分および塩分が失われていく」状況です。
実際に体験した経験則からも記述しております。
「熱中症対策でおすすめのドリンク」調べてみた
暑い野外フェスでの汗をかくシーンでの水分補給が気になります。
水
一番問題ないのがこれではないでしょうか。
これについてはネットにやたら「水だけじゃダメ~」と医師の指摘する記事があったりして、「それよりもっと指摘すべき飲料があるでしょ」という印象を持ちます。
タイトルの短さから仕方ないのかもしれませんが、熱中症に既になってしまった人と、汗をかいている健康体の人とが、タイトルからは同一視されてもおかしくないような記事も散見しました。
「常温で」とか「がぶ飲みせず」、みたいな指摘もありますが、それはフェスでない日常時の判断だと思います。
太陽がじりじり照りつける野外フェスで、緊急に体温の上昇をおさえるには冷たい飲み物を飲むことは効果が無いかのような言説は疑問です。
野外フェス会場で販売されている飲料は大抵冷やして販売されていますが、これを常温になるまで待つことを推奨するのでしょうか?
がぶ飲みとはどの程度を指すのか?「500mlペットボトルの水をごくごく飲む」←この程度でも躊躇されるべきなのでしょうか?
どちらも違うと思います。
おそらく、ごく一部の異常な摂取状況(まったく食事も水分をとらないでいて、急にあとから何リットルも摂取するなど)を危険視しているのでしょう。
また、「水中毒」を指摘するネット記事なども見ましたが、夏の野外フェスで汗により対外に水分がどんどん排出されていく状況に、単純にその理屈を持ってきて、 「水飲みすぎヤバイ」みたいな考えで=水を控える、となってしまうことのほうが危険では?
↓参考
指摘すべきは、「失われる塩分を同時に補給することを心がけることが大事」ということなのに、「水の飲みすぎ危険!」「○○の恐怖!」みたいな、記事に惑わされないようにしたいと感じます。
「食事もせず水だけ!」みたいな極端なことをしないよう心がけましょう。
なにより価格が安く、場所によっては給水場所などで無料で飲めますから。
スポーツドリンク
「スポーツドリンクはダメ」みたいな情報もネットで目にしましたが、よく読むと根拠が「糖分の過剰摂取はダメよ」程度な内容でした。
しかも「ダイエット、夏太り」みたいな目線からの指摘まで…。
これにも個人的に疑問を覚えます。
夏の野外フェスに参加する際は、そのまま当てはめて良い情報では無いと考えます。
野外夏フェスはカロリーガンガン消費します。
会場移動、鑑賞時のモッシュやらなんやら、しかも立ちっぱなしです。
それを糖分過剰摂取になるから=スポドリダメみたいに勘違いしてしまうことのほうが違うんじゃないでしょうか?
また、飲料メーカーもそうした状況を想定したスポーツドリンク商品を開発しています。
よほど異常な飲み方をしない限り、入手しやすく値段も手ごろなスポドリをあえて選ばない選択肢は無いのではないでしょうか?
↓参考
麦茶
麦茶はミネラルが含まれていてノンカフェインのためオススメだそうです。
カフェインの利尿作用を避け、汗で失われるミネラルを補給の強力布陣!
おまけに価格や量の面からも良いですね。
経口補水液
水分を吸収しやすく調整した飲料です。
内臓機能が活発な時と、機能低下時では同じ量の水を飲んでも水分の吸収量に差が出るそうです。
そこで糖分や塩分を溶かしこれらが吸収される際に水分もあわせて吸収させるようにしたものがこちら。
脱水症状の治療にも使われているそうで、ガチなやつですね。
OS-1(オーエスワン)が有名です。
ただ、味はまあ美味しさを求めるものでないですし、価格はそれなりにします。
どこでも必ず売ってるものでもないです。
事前に準備する感じですね。
「熱中症対策にダメなドリンク。おすすめじゃないドリンク」について調べてみた
ダメそうなドリンクと言えば…酒?でもビール飲みたい!
カフェイン系
コーヒー飲料やエナジードリンクで水分補給!
は、カフェインの過剰摂取という視点から問題があるそうです。
同量の水、麦茶、カフェイン飲料をそれぞれ摂取した場合を考えればわかりますね。
夏の野外フェスで、汗によって水分が失われる中、これを補給するために、量を飲むことを考えると、相対的に控えたいと感じます。
飲むとしても「水分補給目的」じゃない。と区別することが大事です。
アルコール系
野外フェスではアルコール飲料を売っているケースが多々あります。
音楽とビールの組み合わせを楽しみにしているお客さんも大勢います。
ただ、「水分補給」ということで考えると、「利尿作用」と「アルコール分解」の両面から問題があると認識できます。
水や麦茶などで水分を補給しつつ、楽しみとしてアルコールを摂取する、というバランスが大事ですね。
おすすめとしては、フェスはフェス!、その後の打ち上げパーティーや食事会でアルコール!という風に分けるのが良いと思います。
フェスはある種スポーツ的な運動も伴ったりしますから、さすがに激しいスポーツしながらアルコールをガンガン摂取するのはおすすめしません。
汁物・スープはどうなの?
塩分摂取には悪くないみたいです。夏の野外フェス、食事どきに少し考慮しても良いかもしれません。
まとめ
今回調べてみてわかったのは、飲み物そのものより、量や飲み方も重要だなということ。
ある意味、夏の炎天下の野外フェス自体が身体には負荷がかかる状況なので、じゃあフェス行かないのが一番!ということかというとそれは違う。
それと同じことです。
食べ物や体力状況、涼しい場所への避難、などなども総合的に考えて対処していきましょう。
歩ける時は走らない。
立ち止まれる時は歩かない。
座れる時は立たない。
横になれる時は座らない。
この精神で。
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